ASDのズレた楽しい日常

自閉症スペクトラム症候群のちょっと変わった普通の日常を書く!

未遂の話。

 こんにちは、ねるねです。

 

最近調子が悪いです。

私は、ASDと鬱を併発しています。かなりよくある事っぽいです。

ASDが原因でストレスが蓄積し、鬱を発症するってメカニズムだと思います。

 

さて、ねるねの鬱は最近ひどくて、座っていられなかったり、食欲が完全になくなったりするほどでした。

 

そして数日前、「死にたいわけじゃないけど、生きたくもない」

と思い込むようになり、ついに未遂をしてしまいました。

 

方法は、縄を輪っかにして首に巻き、首と輪の間に鉛筆を差し込み、鉛筆をグルグルと回し、輪を締めていくというものでした。

 

「息はできるけど、血流は止まってる。これ以上やると死ぬ」

 

という感覚にまでなったら、鉛筆を回すのをやめ、固定し、その状態で寝ることにしました。

 

首の中で、血液が必死に流れようとする音が響きます。

脈拍も早くなってきて、余計に苦しい・・・。

 

時間がたってくると、顔がむくんでる感覚がやってきます。

頭部の血液が首から下に帰れず、残留してる感じです。

たぶん、顔は残留した血液によって真っ赤になってたと思います。

 

そして、目をつぶる。

まぶたの中でも血管が膨張して、その圧を眼球で感じることができました。

そのせいか、目を完全に閉じることができない。

 

しかし、心臓がメトロノームみたいに全身に響き、耳で心音を追っているとだんだんと眠くなってきました。

 

不思議と死への恐怖はなく、いつも通り寝る感覚と変わりませんでした。

 

心地よい心音を追って、眠りにつきました。

 

何時間か経った後、目覚めました。

目の焦点は合わないし、頭が割れるように痛い。

 

すぐに縄を解除し、状況を確認します。

 

しかし、首から下の感覚がなく、どんな状態になってるのかも分かりません。

「失禁してないよね...?」

一番最初に思ったのがこれでした。

 

時間がたつにつれ、焦点が合うようになってきて、首から下の感覚も戻ってきました。

 

するともう、手足のしびれがやばい。。。

尋常じゃないくらい痺れる。

電気を流されてるような感覚でした。(流されたことないけど)

 

何とかベッドから起き上がるも、立てない。

床をもぞもぞと這いずり回ります。

 

痺れ、頭痛、吐き気に襲われながらも失禁してないことに安心し、そのまま床で寝ました。

 

数時間して床の上で起床。

ここでやっと生きていることを自覚します。

「あー、生きてたか~」

感覚はコイントスに近くて、裏か表、生か死か。

1/2の確立で生きてたんだなと思いながら、のどが渇いたので、

立ち上がり、よろよろと歩いてリビングへ向かい、異変に気付いた母親に病院へ連れていかれるという始末でした。

 

母親迷惑かけてごめんよ...。